スタッフインタビューINTERVIEW

お客様との対話が、やりがいに。
所長として、全体のスキルアップを目指しています。

入江 龍一

滋賀営業所 軽作業スタッフ / 2015年入社

お客様と話せるからこそ、感謝いただけたときの喜びも大きい。

もともと前職でも検査の仕事をしており、培ってきたスキルを活かせればと、『TMNホールディングス』に応募しました。同じ業界ですが、前職との違いはお客様と綿密に打ち合わせを行えることです。不良品にどういう傾向があるのか、どの程度のキズまで許容するのか、細かいところまでお客様と一緒に詰めていけるので、能動的に検査を行っている実感があります。だからこそ、作業終了時にいただける感謝の言葉への喜びも大きく、一度神戸市の現場を担当した際に、お客様から仕事の出来について「100点満点だったよ」とほめていただいたときは胸が熱くなりました。

チームで動くので、喜びを分かち合える仲間がいるのも魅力です。また、品質管理スタッフは滋賀県内をはじめ、車移動や泊り勤務で全国どこへでも出張します。道中にさまざまな発見があり、私の場合は釣りが好きなので、個人の釣具屋がないかチェックし、気になるお店があれば休日に改めて行っています。泊まりとなれば、ときには何ヵ月か滞在するため、各地の飲食店にも足を運べる面白さがあり、ある地域に出張した同僚からランドセルを背負ってお酒を飲める居酒屋を見つけたと聞いたときは大笑いました。当社の仕事は、いろいろな楽しみを見つけられる仕事だと感じます。

社員のスキルを高め、よりクオリティの高いサービスを提供したい。

入社1年半後より所長というポストを与えられ、現在ではお客様の電話対応や人員手配といった業務をメインに行っています。お客様から依頼の電話が入れば、どこで、いつから、どのくらいの数の部品に対して、どのような作業を、何名で行うかをお聞きして最適なスタッフを手配。作業内容によっては人数の割り増しを交渉することもあり、単純に受けるだけではないむずかしさと面白さがあります。人員がどうしても足りない場合は岡山営業所の所長に応援を要請しますし、その逆の場合も融通するなど営業所間の連携も大切です。

人員手配では、責任者は同じ現場に固定しますが、その他のメンバーを流動的にすることで、作業がマンネリにならないように一工夫。最近では経験の浅いスタッフに、なるべく多くの経験を積ませられるように現場を考慮しています。現在、滋賀営業所には正社員・契約社員を合わせて20名以上の品質管理スタッフが在籍中です。いつまでも一緒に働きたいので、悩んでいる社員がいれば積極的に声をかけて相談に乗りますし、じっくり聞いた方が良さそうなら食事に誘うことも。当営業所はもともと、働くときは真面目に働き、遊ぶときは思いきり遊ぶ特徴があるので、長所を伸ばしてみんなで和気あいあいと働ければと思います。ベテランの数を増やして、より高品質なサービスを提供することで、会社の売上に貢献していきます。

未経験から、3ヵ月で責任者へ。
だれからも頼られる存在になれるように努力中。

上杉 知央

滋賀営業所 軽作業スタッフ / 2017年入社

興味と得意を活かして、検査の仕事に挑戦しました。

これまで製造業で働いたことはありませんでしたが、細かい作業が好きなので、検査なら得意を活かせそうだと契約社員の募集に応募しました。私の仕事は、目視による不良品の選別がメインです。基本的に複数名でチームを組み、近畿圏内をはじめ日本各地にあるお客様の工場で作業を行います。慣れるまでは検査の速度が遅く、打痕(だこん)や圧痕(あっこん)など、不良となる状態を指す専門用語もたくさんあるので戸惑うことも。ですが、周りがすごくやさしく教えてくれますし、わからないことがあれば、その都度聞けるため、仕事も知識も徐々に覚えていけました。

先輩は年上の人がほとんどですが、何の壁もありません。お話し好きの方が多く、こんなに冗談が飛び交う職場があるんだと驚いたほどです。プライベートでも一緒に遊びにいくような人とも出会えました。また、当社が検査するのは、車関係の部品。街で見かける多くの車に、自分たちが関わった部品が組み込まれていると思うと、社会の役に立っていると感慨深くなると同時に、ミスはできないと身が引き締まります。がんばろうと思える環境があるおかげで、入社から3ヵ月後にはひと通りの業務を覚え、責任者として現場に作業員を連れていけるまで成長できました。

責任者として、お客様からもスタッフからも頼られたい。

責任者になったことで、お客様からどう見られているかを意識するようになりました。いつも心がけているのは元気な挨拶と気配りで、出勤・退勤の挨拶をしっかり行い、現場にゴミなどがあれば拾ってキレイにしています。また、お客様との関係をより良くするため、世間話などのコミュニケーションも欠かせません。次も依頼していただけるような姿勢を意識して日々の業務に取り組んでいると、営業所にお客様から「あの人、よかったよ」とおほめの電話をいただけることがあり、努力が報われたとうれしくなります。一緒に仕事をしたいと思われたいのは、同僚に対しても同じです。

責任者としてチームで仕事をする場合は指示を出すにしても、言い方に気を付けますし、教え方も工夫します。新人に対しては、作業ごとにまず自分でやってみせ、なぜそうしたかを伝えて、実際にやってもらうまでをワンセットで行い、加えて私自身が新人の頃にわからなかった専門用語も、例えを交えてわかりやすく説明しています。また、常に効率の良い検査の仕方を考えており、自分で試してうまく行けば周りに共有して検査スピードの底上げを図っています。最近では「だれを、どこの現場に割り当てるか」を決める人員手配業務をはじめ、新しいことにもチャレンジさせてもらえるようになりました。これからも仕事の精度を高めながら創意工夫を重ね、だれからも安心して仕事を任せてもらえるように努めます。